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どうしたら 及川side
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「岩ちゃん、俺……飛雄を襲っちゃった」
青城の学食にて、俺と岩ちゃんは昼ご飯を食べていた。
岩ちゃんはネギうどん、俺はいつも通り牛乳パンを頬張っていた。
今日の午前中の授業……全っ然集中できなかった!!
頭の中は飛雄のことでいっぱい!
昨日のカレー食べてる時の飛雄可愛かったなぁ~~。
とか、
飛雄の唇柔らかかったなぁ~~。
とか、
嫌だとか言いながら飛雄、俺とキスしてる時、気持ち良さそうだったなぁ~~。
なんて授業中に考えてたら、起ちそうになった……
起ちそう……に……じゃな・く・て!
俺はなんて最低なことをしてしまったんだぁーーーー!!
ただただ、飛雄と一緒に居たかった、久しぶりに間近で見る飛雄は可愛くて、一緒に下らない話なんかが出来るだけで
それだけで良かったのに……。
俺は我慢出来なかった。
飛雄の涙、あんな顔見たくなかった。
本当に最低だった。
自己嫌悪に陥って、頭の中がグチャグチャになって、でもどうしたらいいかもう分からなくなって……
俺は一番信頼出来る大親友の岩ちゃんに助けを求めようと、相談することにした。
岩ちゃんは俺の言葉を聞いて、啜っていたうどんをブブーーーーっと豪快に吐き出した。
「な、ななな、な、な、何言ってんだくそ川ぁぁぁぁ!!」
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