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逆らえない
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熱っぽい瞳で見つめられ、ますます胸が早鐘を打った。
「飛雄……いい?」
そんな瞳で聞かれたら、駄目だなんて言えるわけないじゃないか……。
「好きにして下さい……」
俺がこんなこと言うことになるなんて……。
すごく恥ずかしい
恥ずかしいけど、及川さんの真剣で熱い瞳に、抗うことなんて出来なかった。
そう言った途端及川さんは、俺の腕を強引に引っ張って椅子から立たせた。
「おいか──うわっ!」
その強引な行動にビックリして及川さんの名前を呼ぼうとしたが、全て呼び終わる前に俺は、及川さんにお姫様だっこされていた。
「え!? 何するんですか!
重いんで降ろしてください!!」
慌てて降りようとしたが力強く抱き込まれ、身動きがとれない。
そのまま及川さんは歩を進めて、ある部屋へと俺を連れていった。
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