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俺逹は Share one's fate ~運命を共にする~
的中!?
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(今何故か俺は連に組み敷かれている。状況が理解出来ない。)
「兄さん?考え事〜?やだなあ集中してよ。」
いたずらっ子のように笑う連はもはや鬱夜にはどうしようも出来なかった。
「連、どけって重い!」
「え〜?俺的にはこの大勢の方が兄さんを全体的に見れるから好きなんだけどなあ。」
うーん。と唸る連は鬱夜を触っていた手で鬱夜のシャツをめくり上げた。
「お〜!兄さんやらしぃ〜。」
「は?ば、ばかか!離せ!はーなーせー!」
「やだっつてんじゃん。」
「…な!どこ舐めてんだよ!…っひ、い、嫌だ!」
鬱夜の胸に顔を近づけ、見えていた乳首を舐めあげた。鬱夜はこしょばくて逃げようとするが、手首を頭上で固定されていて全くびくともしなかった。
(こいつ、どんだけ力強いんだよ。)
「…っん!?…はぁ…や、やめ…っあ、ふぁ…?」
「キスだけでこんなとろけるなんてねぇ〜。兄さん意外と淫乱?」
「ち、ちが…ん!?あ、や…だぁ……ッヒャ!」
不意に連は鬱夜の中心を撫でた。ズボンを履いているとは言え、急な刺激にびっくりしてしまう。
「ははは。兄さん『ッヒャ』だって。可愛いすぎるだろ。」
「う….るさい。」
「う〜ん。どうしよ。…えい!」
「あ、おい!連!」
急にズボンを脱がされて下着の状態になった下半身は、半勃ちになっていて、空気にふれるとぶるっと震えた。
「ネバネバしたえっちな汁がでてるね兄さん。」
「…あっ、はぁ…はな…せ。…あ、うぁ……ん。…っひ!や、むり。」
下着越しから鬱夜のものを弄りだした連は、組み敷いていた鬱夜の手を離した。だが、手を解放された鬱夜は力が入らなくなっていて動けなかった。
「本当兄さん。前から思ってたけど、感じやすいよね。」
「だ、ま…れ……っあ!っや!ど、こな…めてんだ、よ……ん…はあん…ひッあ……。」
連は鬱夜の下着を下ろし、中心を口に含んでいた。裏筋や先っぽを丁寧に舐め上げる。
そして、時には口から出し入れをし、吸い上げていく。
「んあ……もう、むり。…は、な…してぇ?でる……かりゃ……。おね、が…い。」
「いいよ、だして?」
「あ、はあ…ああぁぁ…や、やだ!っひ…ふうぅん。や、は…で、でるでるでる!……ぁぁああああん!……はぁ、はぁ、はぁ。」
(…ごくん…。)
「スッキリした兄さん?あれ?兄さ〜ん?」
刺激が強過ぎたのであろう鬱夜は、目をトロンとさせて余韻に浸っていた。
(これ以上するのはやっぱり無理か。俺も苦しいんだけどなあ〜。)
「兄さん、もう寝る?」
…こくん。
連の質問にゆっくり頷いた鬱夜はそれ以上動こうとはしなかった。…というより出来なかった。
「ベッドまで運ぶから。」
「ん。」
抱き上げた瞬間。鬱夜は無意識に連の服を力なく握り、胸に寄りかかる。そんな鬱夜を見て可愛いと思うのはきっと連以外にもいるだろう。
「寝よっか。おやすみ。」
「…ん。」
最後に鬱夜の額にキスをして一緒のベッドで寝ようとする連は、鬱夜の頭を撫でながらしばらく考えていた。
(これからまた兄さんのことで問題起きそうだなあ。やだなあ〜俺、誰にも取られたくないし、取られるつもりもないけど、触られたくもないしなあ〜。どうしようかな。本当。)
ぐるぐる同じことを考えていたが、きりがない事に気付き、頭を撫でていた手を止めて、ぎゅっと鬱夜を抱きしめた。そして、また匂いを楽しみながら眠りについていった。
次の日鬱夜に怒られたのは言うまでもない。
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