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大好きです。大嫌いです。
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手紙を読んで...僕は泣きすぎて、ショックもあり、気を失ってしまってて、
気づいたら今吉さんの部屋で、寝かしてもらってました。
大事な息子さんの部屋で寝ていたなんて、申し訳ないです...
でもっ...かすかに今吉さんの匂いがしてっ、あんなに泣いたのに、また涙が...
「ふっ...いまよしさんっ....うっ.....」
「せめて...さよならだけは言いたかったっ...ばかっ...」
『誰が馬鹿やって?』
「え...?」
『え?やないて、7回忌やけん今日だけ帰ってきたんや。めっちゃ頼んだわー。しかし、桜井が霊感あって助かったわ』
「...??」
『やーかーらー、触れんけど、傍におれるんやで、わし。嬉しくないんか?』
「ずっとですか...?僕が死ぬまで...?」
『せやな。桜井が、望むんならな』
「うぅ...いいんですか...?僕なんかの傍で......」
『わしがお前の傍にいたいんや。わからんのか?じゃあ、言葉をかえる。』
―わしが桜井の傍にいたいけん桜井の傍にいさせてくれ―
「はいっ!!」
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