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3 影山
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ピッピッピッピッピッ…
影「日向…。ひな、目開けろ…。
いつまで寝てんだよ…。俺が
お起しに来てやってんだ…。起きろ…。」
静かな病室で日向の吐息と
機械の音だけが規則的に流れていた。
いつもの朝、早朝練習に来ていた俺は
日向がまだ来てないことに気付いた。
影「いつもなら坂道で競争になるのに…」
なんて思いながら一人
サーブ練習をしていた
いつもなら皆がいて…そこに、
『オーイ!影山!トスくれぇ!』
バッ!
そんな声が聞こえて振り返るけど
誰もいなかった。
影「…体育館こんなに広かったのか…。」
その日から日向は部活に来なかった。
あのバレーバカが部活に来ないのは
おかしいと思って教室に行くと
『日向ならここ最近ずっと休んでるよ?』
熱か?なら治ったら来るだろう。
バカな俺は軽々しく思ってたんだ
ある部活の時に
菅「影山、日向の様子
見に行ってやってよ?」
影「…俺がっすか?」
菅「お前らずっと一緒だっただろ?」
影「…ウス、明日見てきます。」
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