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2 月島
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隣の女子がニコニコと話し掛けてくる
めんどくさい…。なんて思いながらも
流れを読んで笑っていた。
山「ツッキー!お昼食べよー!」
月「うるさい山口。」
山「ごめんツッキー!」
こいつはずっと飽きずに僕のそばにいる
相当な物好きだろうね。
僕がろくに返事もしないくせに
ずっと話し掛けてきて。
でも、めんどくさくない、
僕は黙ってても山口は嬉しそうだし。
一人で笑ってるし。
でも急に“笑ってみてよ!”何て言われて
…なんでか分からなかったけど
山口に愛想笑いはしたくない。と思って
黒い笑顔を向けると“酷いよぉ!!”
なんていつもの調子で言ったけど
何年一緒にいると思ってんの?それぐらい分かる。山口は悲しそうな顔をしていた。
そして、女の子に呼ばれたとき
何故だか僕は腹が立ってしまった。
山口が女子の声を聞いて会話を止めたから
僕と話してるのに。
それに向こうに行っちゃうし。
ねぇ、山口?知らないでしょ?
ほんと無自覚って困るよ。
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