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雪の降る日に 出会う前の岩泉一
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食料がきれそうだ
一人暮らしの俺は買い物に出た
「さっみぃ…」
さっさと買い物済ませよう
買いすぎたか?
「まあ、いっか」
そんなこと考えていると、目の前に薄着のままのやつがフラフラと裏道に入っていった
よくわからないけど、気になったからそいつのほうに歩いてみた
「…………ぃ……………けて」
ん?
「っ、はぁ、はぁっ、さ……むい」
えっ?
「だ………れか…………たす…けて」
ヤバくないか?
「ははは……なんで、なんでだよ!とまれよ涙…とまってくれよ………」
助けなきゃ
「アンタ、そこで何してんの?」
「たす……け…て…」
トサッ
目の前のやつがうずくまることもできなくなったのか、倒れ込んだ
「おいっ!大丈夫か!?おいっ!!」
返事がない
とりあえず、こいつおぶって帰るか
家についたら、急いで部屋暖めて布団にこいつを寝かした
「さむい…………さむ……い、やだ」
寝言でこんなこと呟くなんて…………
そして、本編に戻る
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