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大西 -大地目線-
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俺たちは、付き合ってる
今日は西谷の家に来ていたが、もう帰ろうと思う
もう少し、一緒にいたいな
「雨、やみませんね…」
「雨なんか降ってないぞ?」
「そッスね!………なんでもないッス…言ってみたかっただけですから!」
「じゃあな!また明日!」
「はい。また明日!!」
夜中
今日、西谷はなんであんなこと言ったんだ?
そう気になって、ネットで検索してみた
“雨やみませんね”意味は、〈もう少し傍にいたいです〉
夜中なのに家から飛び出した
ごめん…
メッセージに気づいてやれなくて、ごめん!
西谷の家の前に着いた
今日は両親いないって言ってたっけ
「西谷ぁ!!!」
返事はない
そりゃそうか
「西谷!!ごめん!気付いてやれなくて、ごめん!」
バッと、玄関が開いた
「大地さん!恥ずかしいです!中入ってください」
「…………」
「大地さん?」
俺は西谷の方へ歩いて、そのまま軽くキスをした
「だっ、だだだだ!大地さん!?////」
「お邪魔します」
「あっ、はい。部屋、行っててください」
「おう」
部屋に着いて、昼間いた場所に腰かけた
ガチャリ
「大地さん、どうしたんすか?こんな時間に…………」
「迷惑、だったよな?ごめん………昼間、本当にごめん」
「いいんすよ!別に、大丈夫ですから」
「よくない……気付いてやりたかった」
「いいんですって!こうして、今、来てくれたんすから」
西谷は強いなぁ
「今日は、一緒に……いていいか?」
「っ、ハイッ!」
「ありがとう……月が綺麗だな、夕」
西谷の顔が真っ赤になった
「いきなり名前呼びは、ずるいッス…………////」
end
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