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涙
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やっと女の子が帰り、ずっと部屋に篭っているリュウくんの元へと向かう。
リュウくんの部屋の扉を叩き「リュウくん?ごめんね?入るよ?」と、言う。
返事が無い。けど、さっき僕がリュウくんに「入るよ?」って言われても返事しなかったから、仕方ないと思った。
良いよ。とは言われてないけど、鍵が閉まってなかったみたいだったから、そのままリュウくんの部屋の扉を開けた。
「リュウくん…、ごめんね。」
そう言ってリュウくんに近づくと、近づくたびに少しずつ大きくなってくリュウくんの泣き声。
そんな所さえも愛おしい。
「あぁ…、リュウくん泣いてるの?………可愛い。」
そう言うとリュウくんはまた泣き出した。
リュウくんは俺が話しかけても、ずっと返事をしないまま布団の中に丸まっている。
「ねぇ、顔見せて?」と言い、布団を除ける。
それでもリュウくんは自分の手で顔を隠そうとするから、リュウくんの手を除けて顔を見る。
羞恥心からか顔を真っ赤にして泣くリュウくん。
「………可愛い。」
何度そう言っても足りないくらい可愛い。
無意識に抱きしめていた。
僕がリュウくんを泣かせたのに、僕は「泣かないで」と、言ってリュウくんの可愛い目から垂れる雫を舐めた。
「や…っ、汚…っい…よっ…」
必死に抵抗するもリュウくんは僕の力には勝てなく、すぐ疲れたように大人しくなった。
「汚くないよ、リュウくんは綺麗だよ。」
そう言ってリュウくんが泣き止むまで、その行為を辞めなかった。
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