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お出掛け。
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勉強も終わり、少し雷さんに構ってあげようと雷さんを見たら寝てしまっていた。
「雷さん、起きて。雷さん」
少し体を揺らしながら雷さんを呼ぶけど、起きる気配はない。
雷さんの耳元まで口を持って来て、「雷さん」と少し怒ったように言うと雷さんは飛び起きた。
「はい、はい、なに?はいなに?」
その返事に笑ってしまいそうになる。
「買い物。行きましょう?」
「やだ、寒い」
「…………手。」
「え?」
「手繋いだら寒くない、でしょう」
「うん、行く」
少し笑って雷さんに手を伸ばす。
雷さんの冷たい手が僕の手にあたり、少しひやっとして気持ちいい。
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