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ごめん。by蓮翔
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蓮翔side
電話切るなって言われたから
せめて、少しでも綾音が安心できるように
走りながらも話をやめなかった。
ガチャ
『綾音!』
「あ・・・れんと・・・?」
涙目で俺の事が
あまり見えてないのか、
確認するように俺の名前を呼んでくる。
それと同時に俺は
ローターの電源を切った。
『そ、俺。
ごめんなー?もう大丈夫だからな。』
すげー罪悪感でいっぱいなんだけど。
「うん・・・あのさ」
『んー?』
「ありがと、帰ってきてくれて。へへっ(笑)」
あーもー。
『ごめんな・・・二度と絶対に、
こんな事しないから。』
「もう、謝らなくてもいいから」
『ん・・・なんかして欲しい事あるか?』
「??ぇ、ぁ・・・・」
ないのかな?
「えと・・・き、すして?」
は?
『そんなんでいいのか?』
「うん、今はそれだけ」
『わかった』
チュッ
「んっ・・・ありがと。」
『どういたしまして。
どっか行くか?』
「ううん、今日は蓮翔とゆっくりしたい。」
*
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