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解決
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「・・・・・・・・。」
蓮翔・・・は何も言わないか。
『はぁ・・・蓮翔・・聞いててよ?
三谷先輩、もし原君との子供がいて、
自分は吐き気に耐えてたとします。
〝ごめん〟って謝られたいですか?』
「それ、俺が受け前提やないか。」
だってそうでしょ?
「正直に答えていいんやな?」
『はい、そうしないと意味ないですから。』
「鏡夜も聞いときや。」
「ん。」
「俺は謝れたくないな。
そりゃ経験した事ないし
これからもないと思ってたことやし
不安やろうけどな?
こっちとしては嬉しいんだから
否定するようなことは言わないでほしい。
これでええか?」
先輩こわっ
俺が思ってたこと
そのまま言ってくれた。
『じゅうぶんです。
ありがとうございます。
蓮翔・・・わかった?』
「・・・・・・・」
喋れよ・・・
不安なんだから・・・・
お願いだから。
「ごめん。」
なにそれ
『さっきの話聞いてた・・・・?』
「違う・・・・
俺が頼れって言ったのに
今日まで避けてたことに謝ってんだよ。」
っーー!!
『もう、いい。
・・・から、・・れ・・・・なれ・・・で。』
泣きそう・・・・・
なんで、蓮翔関係になったら
こんなに涙が出るんだろ。
「は?」
『・・ご・・めん
だか、ら。これ以上、俺から・・・離れないで。』
ちゃんと言えたかわからない
伝わったかもわからない。
急に暖かいものに包まれた
・・・・・・・・・・蓮翔に
抱きしめられたってわかるまで
そう時間はかからなかった
*
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