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何で!!?by綾音
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綾音side
行きそうなところ探してみたけど・・・
・・2人とも見つからなかった。
電話もつながらない。
「っ!!?鏡夜!!どこにいんだよッッ!!!」
‹お前には関係ない›
ツーツーツー
つながっても
こうやってすぐ切られる。
「和泉、もう遅いし、
陽向ちゃん迎えに行って帰ろうか。
今日は俺の家に泊まり?」
確かに、まだ夏なのに暗い。
何時間探しただろ・・・
『はい。』
あきらめたくないけど
陽向も心配だし、
こんな中探しても
見つからないだろう。
明日、探そ・・・・・・。
―――――――――———
陽向迎えに行ったら
母さんは蓮翔と来ると
思ってたみたいで・・・
何か凄い心配された・・
『お邪魔します。』
「今誰もおらへんから
気にせんといて。
蓮翔家におるか覗いてくるな。」
幼馴染みでが近所らしい。
|三谷家|???|藍川家|
1つ挟んだ隣って言ってた。
蓮翔の家いっつも
行ってたのに知らなかった。
prrrrrrrrrrr. prrrrrrrrrrr.
電話?
先輩だ・・・
何だろ・・・?
『もしm
‹和泉!!蓮翔と鏡夜見つけたっ!!›
え!?
『どこに・・・・』
‹駅に行く通りにファミレスあるやろ??›
『・・・・・・・』
‹陽向ちゃんと一緒に
できるだけ急いでこっち来れるか?›
『はい。』
必要なものだけ持って・・・
『陽向、いこっか』
まだ話せないけど・・・(笑)
――――――――――――――
近くでタクシー見つけて。
目的地にできるだけ早くついて
話をする。
好きじゃないって言われたし
もしかしたら・・・
別れ話されるかもしれないけど。
『先輩!!』
「思ったよりも早かったな。
・・・・・奥の窓側。」
奥の窓側・・・・
ぁっ
「見つけたか?
ほら、突っ立ってないではいるで?」
『先輩。
俺、さっきまで、
何言われても大丈夫な気がしてた。』
「ん?」
なのに、今は・・・・・
『怖い・・・多分誰かに突き放されても
軽蔑されても、
蓮翔がいればよかったんだと思う。
俺の前から蓮翔がいなくなったらって
考えただけで俺・・・・壊れていきそう・・・。』
「そんなん、俺も一緒や。
もう2度と立ち直れんやろな。」
『・・・いこっか・・。』
別れ話ならそれまでだ・・・・。
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