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お前は知らない
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「休憩時間?
知らねー。
声ぐらいかけてくれりゃよかったのに。」
ほら、知ってるわけない。
声ぐらいかけてくれば良かったって?
ふざけんな。
女子と一緒にいたくせに
『・・うるさい。』
「そんなことで拗ねてたのかよ」
そんなこと・・・?
お前からしたら
そんな事かもしれないけど・・・
俺にとっては・・・っ
しょうもない事かもしれないけど
俺は・・・・・
勝手だけど。
ゴメン。
『別れよ。』
自分で別れたくないって言ってたくせにな
「は?なんで・・?」
理由なんか聞くなよ。
けど・・・嘘でもいいから
なんか理由を・・・・ッ
『じょ、女子で好きになった奴がいるから・・・』
いるわけない・・・・
鏡夜以外俺には・・・
「浮気かよ。
じゃあな、部活の事以外
連絡してくんなよ。
三谷先輩。」
それだけ言い残して
部室から出て行った。
もう終わったんだ。
俺達のこの関係は
だからもう、学校の先輩と後輩。
俺が卒業したら、
もう鏡夜とは接点がなくなる。
メアド消さないとな・・・・
『・・・・ぅ、あ・・っ
ヒック、ふぇ・・・・』
俺、何でっ
もうヤダ。
こんなんなら
鏡夜に出会うんじゃなかった・・・っ
ガチャ
ビクッ
『れん、と?』
「おう。
盗み聞きするつもりじゃなかったんだけど・・・」
聞いてたんか・・・
『れんちゃ・・ん』
「俺の前で泣くときいっつもその呼び方だなw
後で理由は聞かせてえもらうからな・・?」
『ん。』
*
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