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帰りたい。
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神様?に言われたとおり
現実世界の事見てみたけど・・・
『なんで・・・っ』
「これでわかっただろ?」
『なんで、俺の名前呼びながら湊泣いてんだよ。
俺の事なんかどうでも良いんじゃなかったのかよ。』
「どうでも良いって言うか、
お前のためだったって言うか。」
どういう・・・
「高尾湊は女に告白された
↓
お前と付き合ってることがバレた
↓
別れなくてもいいから付き合えって言われて
↓
好きなやつ以外と付き合うならって・・・
↓
考えた結果、お前と別れた。
みたいな??」
俺は、
「戻りたいなら今だぜ?
そのかわり、向こうの世界に行くのには
1年以上かかるからな。」
は?
1年以上??
ふざけんなよ・・・
でも、戻れるなら。
1年で戻ってやる
『・・・湊、待っててくれるかな。』
「お前が信じなくてどうするんだよ。」
そうだけど・・・
そうなんだけど・・・・
1年って
俺、湊がいない1年なんて考えらんねーよ。
そこまで強い人間じゃないし。
喧嘩は別だけど
「戻るまでは絶対に、後ろ振り向くなよ?
2度と戻れなくなる。」
『わかった。
神様、ありがとな!!
じゃあ、今度会う時は俺が年とってから!!』
「楽しみにしてる。
途中でこっちくんなよ!!」
『あたりまえだろ!!』
「ばいばーい。」
『おう!!』
俺は、目の前の道を全力で走った。
*
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