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現実世界に・・・by光輝
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光輝side
さっきの看板見たら出口まであと2km
早く、はやく・・・湊に会いたい。
「やっほ~ひさしぶり!」
・・・・あ?
『あー、神様、久しぶり。』
「お前、明日が何の日か知ってるか?」
明日って・・・
何日走ったかもわかんねぇし・・・
『しらねぇ。』
「だろうな。
今日は、2月13日だ。」
『バレンタイン・・・と湊の誕生日。』
「・・・誕生日プレゼント用意してないだろ?」
そりゃ、まぁ用意してるわけないし?
「お前、残るものが良いって言ってたよな?」
『まぁ、どうせなら、な。』
「てことで、コレ。
14日までに向こうに戻れそうならって思って
用意しておいたけど、いるか?」
神様が手に持ってたものは
透明なガラスケースで・・・
その中には・・・
『コレ、くれるの?
こんなきれいなもの・・・』
俺と、湊の誕生石が埋め込められている指輪だった。
「おう。
1年以内でここまでこれた奴はいないからな。」
『サンキュっ!!
じゃあな、またいつか会えればいいな!』
「お前が望めば夢の中に入ることぐらい容易い。
それか、お前が死んだときな。」
『そっか。
ありがとな。
俺、2度と自殺なんかしねぇから。』
「あたりまえだ。
またな・・・・・・・・光輝」
*
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