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暗所恐怖症
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結局、皆の所まで連れて行ってもらった。
『湊、ありがと、もう大丈夫。』
「あ?おう。」
おろしてもらったんだけど・・・
ガクッ
『・・っうわ・・』
「・・・っと。あぶねぇ・・」
た、たてない。
「光輝、大丈夫?」
『・・・多分・・・』
頑張って立とうとしたけど
『湊ぉ~。』
無理でしたw
「はいはい。」
今度はなぜか抱っこ・・・
恥ずい・・・
『アヤ、大丈夫だった?』
「あ、うん・・・」
嘘だな。
「嘘つけ・・バカかお前は。」
「蓮翔・・・ごめん
過呼吸なった。」
やっぱり・・・
流石にもう大丈夫だとは思ったんだけど・・・
まだ、ダメか・・・
俺もあのこと言ったほうが良いのかな?
まぁいっか
「光輝、お前も俺に隠し事はすんなよ??」
言わなきゃダメか・・・
『アヤより症状ひどくなることが多いかな・・・
親の事とかあったし・・・』
「光輝・・言いたくないんでしょ?」
そりゃ、言いたくないけど・・・
『アヤ、ごめん代わりに言って?』
「・・・わかった。
光輝、親に捨てられる前はずっと虐待受けてて・・
暗いとことか、驚かされるの、ダメなんだ・・・・」
『ようは、恐怖症ってこと。』
「「「・・・・・・・・・。」」」
皆黙って聞いてくれた・・・
なにも聞かれなくてよかった・・・
知ってるのは湊とアヤとアヤの両親だけ。
流石に俺も、実の母親を刑務所に入れたくないしね。
*
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