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陣痛【6月25日】
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3か月後
あの日から湊が俺を探してるって話はぴたりとやんだ。
そのおかげでこの3か月間アヤの家で、ゆっくりできた。
さっきまでは。
『・・・ったっっアヤっ・・ぃたッ』
くそ痛ぇ・・・ッ
「光輝っ!大丈夫!?
蓮翔!車!!」
「わかってる。
光輝、歩けるか?」
『む、り・・はぁ、はぁ・・・ッッ』
意識なくなりそぅ・・
「許せよ。」
—ふわっ
なにを・・・って・・
抱っこぐらい良いよ・・・
というか、今それどころじゃ・・っ
『——っ、はぁ、はぁ・・・いたぃ、、ぅ』
「光輝大丈夫だから、もうすぐつくから、ね?」
————————————
「光輝、ちょっとは落ち着いた?」
『・・・あぁ、死ぬかと思った・・』
まだ痛ぇけど、喋れるくらいにはなった。
「・・・あのさ、現実を突きつけるようで悪いんだけど・・・
さっきの、だいたい10分ごとに来るよ。
まぁ、個人差はあるみたいだけど。」
ま・じ・で・・・?
俺、死ぬ、痛すぎて死ぬ。
『お前、よく耐えたな・・・』
「んー、うん。まぁ。
・・・・・あれ、耐えれたのかな?」
「wwwwwめっちゃ叫んでたぜ?」
痛いのは分かるけど・・・
どんだけだよw
「蓮翔・・・ッ!
言わないでよもぅ!」
「わりぃわりぃ。」
俺、1人で頑張らねぇとな・・・
・・・・・・
『アヤあのさ・・・』
「んー?」
『・・・・やっぱ何でもない。』
「なんじゃそりゃ・・・」
俺、何言おうとしてんだよ・・・
湊呼んでほしいって・・・・・
バカすぎんのにもほどがあるだろ。
*
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