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猫の名前と、俺の本音
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結局…いい方法が思いつかない…
「陽向、名前決めたのか?」
「うん!えっとね~っナナちゃんっ」
『ナナちゃん、陽向のこと宜しくね?』
流石にわからないか。
「ナナちゃんおいで?」
にゃ~
陽向の言葉は、わかるのかな?
なんか悲しい(笑)
「ママ!ナナちゃん、
ゴロゴロってなってるよ?」
あー、
『それは、ナナちゃんが陽向のことが好きだからだよ。』
「そうなんだ、陽向もナナちゃんの事大好きだよ~っ!」
にゃ~ ゴロゴロ
俺も、陽向みたいに素直に自分の気持ち
伝えられればいいのにな・・・
俺の性格からして無理なんだけど・・・
「綾音ー今日の晩飯なに?」
えっ、もうそんな時間!?
何も考えてないよ!!!!?
しかも、気まずい!
『な、な、なんか食べたいのある・・・?』
「俺は何でもいい。」
『陽向~、ご飯何が良い?』
「しちゅーが良い!」
シチューねww
『じゃあシチューで良い?』
「おう。」
—————————————
トントントントントン
いつ、聞こうか・・・
ご飯の後でもいいけど・・・
それだったら陽向いるし・・・・
寝る前だったら、何か言いそびれちゃいそうだし・・
どうしよ・・・・
というか、俺、ご飯作ったりしてるけど、
こんなの、俺いなくてもできるじゃん。
はぁ・・・・
『——ぃったっっ!!』
「綾音っ!!!」
『だ、大丈夫、ちょっと包丁で切っちゃっただけ・・』
ホントは大丈夫じゃない、
現役の時、一回だけナイフが肩にかすったときがあったけど
それと同じ位痛い・・・
「とにかく、水で血ながせ。」
——ジャー
うわぁ、結構深くいってる・・・
「・・・何考えてんだお前。」
どっかの誰かさんの気持ちを確かめたくて、
素直じゃない俺なりに頑張ってるんだよっっ!!!
というかお前のせいだ!!!!!!
・・・・・・・・・・・なんて、いえないけど。
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