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ハンバーグ
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『海斗、玉葱と人参切ってくれる?
切り終わったら、そこのボウルに入れて。』
「ん。」
トントントントントントントン
「__うぅ~ッ痛い・・・」
『あ、ゴメン、冷やしてなかった!』
玉葱冷やすの忘れてた・・・・
海斗痛そ~。
「酷いで?光輝、」
『ごめんって・・・
けど、もう切っちゃったし・・
そのまま頑張って』
「はーい・・・」
ほんとにゴメン海斗!
トントントントントントン
痛い痛い言いながらも、頑張ってくれて・・・
後は焼くだけなんだけど・・・・
『海斗、眠い?』
「んー大丈夫。」
絶対大丈夫じゃないだろ・・・
さっきからずっとコクコクなってるし・・・
『あ、そうだ。海斗・・・
お前明日から遥希くんと同じ病室だろ?』
「おう。」
『子供から、目離すなよ?』
「わかってる。」
離すな、っていうか・・・離したくない、っていうか
『そろそろいいかな。
海斗、皿・・・えっと、そこの食器棚の一番下のやつ。』
「ん。」
『ありがと、みんな呼びに行ってくれる?
アヤ達は多分起きないだろうけど・・・様子だけ見てきて。』
「了解。」
『よろしく。』
盛り付けるかー。
俺、こういうの苦手なんだけどなー。
料理できても、こういうのホント苦手・・・・
こないだの本を真似すればいいか。
————————————
んー、こんなもんかな。
一応、アヤ達のも作ったけど・・・
冷蔵庫、入れとこ。
明日の朝食べさせれば良いし。
ガチャ
「腹減ったー。」
「俺もー。」
「まひるも―!」
『適当に座ってー。
やっぱりアヤ達起きなかったか。』
「鳴と一也は起きたんやけどな。」
「光輝さん~おなかすいた~(^^♪」
鳴・・・・
『ねぇ、鳴。
俺の事、呼び捨てで良いよ?
あと、タメね。』
「っ!!!?え!?良いんですか!?」
良いも何も、俺が良いって言ってるのに・・・
『うん、一也もな?』
「あーはい。」
「こ、光輝・・・・・・さん」
あれっ?
「あーっ恐れ多いー!」
ははっwww
『何もしないって。』
「ぅー・・・うん、わかった。
光輝・・・俺、明日病院行くから・・・一緒に来て?」
『合格。
俺も病院戻るし、いいよ。
龍さんのとこでしょ?』
「うん。」
多分、鳴も同じ体質だろうな。
何となく、そんな気がするし。
*
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