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誤解
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『…一也……』
「なに………」
ガッ
「ッてぇな…んだよ。」
『鳴のことだけど…』
「あ?」
『自分がなにしたかわかってる?
お前…
何で俺に殴られたかわかる?』
「んなのしるか。」
『なに勘違いしてんのか知らないけど
アイツは俺にマッサージ
されてただけ…』
「は?」
『それなのに、鳴の話
全く聞かなくて、
その上最低とかほざきやがって…
………アイツ泣いてた。
けど、今日は鳴に話しかけんな。』
今日は2人とも反省させないとな。
でもま、ちょっとやりすぎた・・・
『鳴ー、ごめんなー?』
「ぇっ!?なに?どうしたの?」
『いや、さ。
思った以上に腕に力入ったらしくて・・・
一也の、頬切れちゃって・・・』
「・・・ッ!!?大丈夫なの?」
あんなこと言われたのに、
それでも一也の事心配するって・・・
『大丈夫だと思う。
骨は折れてないだろうし。』
「そっ・・・か・・・。」
「光輝・・・力加減考えなよ・・・」
いや・・・だってさ
『家の可愛い鳴を傷つけるとか・・・』
「家のって・・・」
「光輝、ありがと。
朝食べたらさ、病院行こうよ。」
『俺も戻らないといけないのか・・・
入院食不味いから嫌いなんだけどな・・・』
「しゃーないやん。
子供がおるだけ、まだ我慢できるやろ?」
それはそうだけど・・・
不味いもんは不味いわけで・・・
最初とか、吐くかと思ったし・・・
『思い出しただけで吐きそうw』
「今朝は、おいしいの食べれるし・・・
あと数日で帰れるんだから。」
『んー。』
「ご飯できたけど・・・
光輝、一也の分、どうする?
向こうの部屋、運ぶか?」
『あ、よろしく。』
*
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