アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
6
-
綾音side
prrrrrr. prrrrrrr. prrrrrrrrr.
「蓮翔だ。」
このままうじうじしてられないよね・・・
『俺が出るよ。』
「アヤ?大丈夫?」
『大丈夫。』
「じゃあ、はい。」
『ありがと・・・もしもし。』
«綾音……»
『なに?』
«…ごめんな。
こんなん別れられて当然だよな‥»
蓮翔、今まで一度も聞いたことない声・・・
反省、してるのかな・・?
『ぁははっ(笑)』
«あ?»
『ねぇ、蓮翔。
その、メアドの相手誰かわかってる?』
«いや、しらね。»
『だろうね、覚えて無さそうだし・・・
俺達が初めて喧嘩した時の事覚えてる?』
«・・・あー、あいつな»
思い出したかな・・・?
『その、愛衣って子、蓮翔にキスした奴。』
だから俺、アイツの事嫌い・・・
「2度と会わねーと思ったんだけどな・・・
なぁ、綾音、帰って来てくんね?」
『・・・うん、帰るよ。
俺、さ。蓮翔が浮気するなんて考えてなくて、
女の子とかと、連絡してないとか思ってた。
でもね、もう、良いかなって。
蓮翔の事、縛りつけたいわけじゃないから・・・ごめんね、
今回もだけど、いつも俺ばっかり勝手に行動して、蓮翔、困らせてるよね・・・
ごめん、ごめん・・ごめんね、蓮翔。』
「もう、いいから。」
『うんっ・・・・けどね、今日は帰れないかも・・・』
「ん・・・光輝達の事、まだ解決してねぇんだろ?」
『うん、なんで?』
俺まだ何も言ってないんだけどなー
「いや・・・さっきから、LINEの件数ヤバくてさ、
鏡夜と湊のが、さっきまで一也のもあったんだけど、
収まったってことはそっちは解決したんだな。」
『うん、だから、ごめんね、けど、帰れるようにはする。
あんまり動いてたら、お腹の子に何かあってもいけないし』
「おう、綾音、湊たちに、迎えに行かさせて、
それぞれで解決したほうが良いんじゃね?」
その方が、早いか・・・
『じゃあよろしく。
場所はあとで、メールするね。
じゃあ、後でね。』
「おう」
*
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
248 / 253