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すれちがい 黒×夜久(研×リエ)
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と思い出に浸っていると俺の隣に張本人である黒尾が座ってきた。
心底驚いたが平然を装い、話しかける。
「研磨大丈夫だったか?」
口をついて出てきたのはそんな質問。
研磨と黒尾は付き合っている。
直接聞いたことはないけど雰囲気で分かる。
黒尾は目に見えるくらい研磨を大切にしているし、研磨も口では嫌がっているがその好意に答えている。
お似合いのカップルだった。
俺の入る余地なんて最初からなかったんだ。
叶わない恋ならいっそ捨てられればいいのにと何度思っただろう。
しかしそんな簡単に捨てられるほど軽いものでもなかった。
だから思い続けることにしたんだ
思い続けることは自由だよな…?
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