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すれちがい 黒×夜久(研×リエ)
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夜久side
俺は珍しく研磨に呼び出されて体育館裏にいる。
研磨は俺を見るとゲームをやめ、こちらに向き直る。
そしていきなり…
「夜久さん、クロの事好きでしょ?」
と尋ねてきた。
いや、尋ねるというより答え合わせをしている、と言う方が正しいだろう。
その視線に耐えられなくなった俺は半ばやけくそで
「あぁ!!!好きだよ!!!」
と言ってしまった。
言い終わったあとから後悔とか恥ずかしさとかが押し寄せてきてみるみるうちに俺の顔は真っ赤になった。
「だってよ。クロ」
研磨はそう言うと俺の後ろに視線を移す
ばっと後ろを向くと今まさに告白してしまった相手が立っていた。
「夜久、本気か?」
「へ?」
てっきり振られるものだと思っていた俺は間抜けな声が出てしまった。
「夜久…もう1回聞く。今の告白本気か?」
「ほ、本気」
と震える声で答える。
すると黒尾は俺を抱きしめた。
いつの間にか研磨はいなくなっている。
「く、黒尾?」
「俺も…好きだ」
と掠れた声で呟かれた告白に真っ赤だった俺の顔はさらに真っ赤になる。
抱きしめられていて顔は見えないが少しだけ見えた黒尾の耳は真っ赤になっていた。
それを見た俺は小さくふふふっと笑って黒尾を抱きしめ返した。
「夜久?」
「ん?」
「返事は?」
と聞いてくるので黒尾の口にキスをする
そして唖然としている黒尾に
「俺も好きだ」
と答え、もう一度キスをする
すると黒尾も答えてくれて、優しく触れるようなキスから呼吸を奪う激しいものに変わっていった。
はれて俺たちは両想いになることが出来た
研磨にはあとでアップルパイを山盛りごちそうした。
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