アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
国見ちゃんhäþþÿ♡ßïRTHDÄÿ
-
国見side
「ケーキ、美味かったか?」
帰り道、金田一に尋ねられた。
「あぁ、美味かった」
「そっか!ならよかった!」
この様子だと金田一もケーキ作りに加わったらしい。
「ケーキ作り、どうだったんだ?」
興味本位で聞いてみた。
すると金田一はいきなり青ざめて
「あ、あははは」
と、乾いた笑いを落とした。
やっぱりか。
あのメンバーでまともにケーキ作りが出来たとは考えにくい。
相当苦労したのだろう。
「国見、あのさ、」
「ん?なに?」
さっきまで真っ青だった金田一は今度は少し赤くなってそわそわし始めた。
「あの、これ!」
そう言って差し出された手に乗っていたのは俺の大好物の塩キャラメルだった。
「これは?」
塩キャラメルを受け取りながら聞くと金田一は
「個人的に国見になにかあげたくて…」
恐らく、彼氏としてなにかあげたいと思ったのだろう。
その意図を読み取ると、俺はぺりぺりと塩キャラメルの包み紙をはがして、塩キャラメルを金田一の口に突っ込んだ。
「ん!俺が食べたら意味ないだ…」
喋っている所にキスをし、舌をねじ込む。
熱で少し溶けている塩キャラメルを自分の口に移すと、舌を出して金田一に見せつけた。
「ごちそうさま」
ぽかんとしていた金田一は真っ赤になりながら怒ってきた。
もちろん照れ隠し。
ありがとう金田一。
今までで1番のプレゼントだ。
end
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
63 / 170