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告白 木兎×赤葦 ※死ネタ(閲覧注意)
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木兎side
「あかあーし!」
「なんですか?木兎さん」
「いや!なんとなく呼んだだけ!」
「はぁ…そうですか」
「あかあーし!」
「今度はなんですか?」
「絶対に勝とうな!」
その言葉の意味を瞬時に理解した様子の赤葦は力強く頷いた。
そのことが嬉しくて周りのことなんて目に入らなかった。
「木兎さん!!」
赤葦の声で振り返ると、目の前には大型トラック。
そんな場面で俺は横断歩道の信号は青なのにおかしいなー
なんて呑気な事を考えていた。
咄嗟に目をつぶると、体に強い衝撃。
でも、それはトラックとぶつかったような衝撃ではなく、誰かに突き飛ばされるような…そんな衝撃だった。
そしてその次に聞いたのは大きな衝突音と悲鳴。
目を開けて一番最初に目に付いたのが全身が赤く染まった赤葦だった。
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