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眠り姫 黒尾×研磨
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研磨side
今日のクロは誰が見ても分かるくらいおかしかった(おかしいのはいつものことだけど)。
俺がいつもあげるクロのためのトスも何度か外していた。
夜久さんに心配されて、クロは帰った。
俺もその後に続く。
部室の扉を開ければ着替えているクロがいた。
「クロ」
「け、研磨。俺がいなくても練習サボる「教室で」…」
「俺にキスしたよね?」
「……」
「クロ」
「あぁ…悪い…」
「別に…いいよ」
俺の答えに今まで俯いていたクロが顔を上げた。
その顔は驚きと期待が混じっている。
「クロになら…嫌じゃないよ」
本音だった。
クロにキスされても嫌な気分にはならなかった。
逆に喜びさえあった気がする。
「研磨…」
「俺は、クロが好きだよ」
そう伝えれば顔を赤く染めながら俺を抱きしめた。
「俺も研磨が好きだ」
「うん、知ってるよ」
そう答えながらお互いにキスをした。
途中で息が苦しくなって離したけど…
「クロとのキス、息が苦しい」
「おー、じゃあもっと上手くなって息が苦しいとか考えられないくらいにしてやるよ」
「え、やだ」
「けんまぁ」
end
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