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無気力組の特徴 無気力組
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「月島?」
そこには月島がいた。
「あれ?木兎さんと黒尾さんに捕まってなかった?」
「逃げてきました。」
「そっか。お疲れ様」
「賢明な判断…」
ぼそっと呟いた研磨の言葉に苦笑いを浮かべる赤葦。
月島に座るように促して3人で涼む。
「猫ですか?」
赤葦に撫でられている猫に気がついたらしい。
「そう。かわいいよ。触る?」
「少しだけ…」
おずおずと言った感じで手を伸ばすと猫はその手に自分の頭をぐりぐりと押し付けた。
それを見た月島は自然と顔がほころぶ。
「かわいいです…」
「月島も動物に好かれやすいんだね…」
「そうですか?」
普通だと思うんですけど…
と猫を撫でながら首を傾げている。
「クロや木兎さんみたいにうるさくないからだよ」
「あぁ…」
月島は脳内に変人コンビが浮かんだが、首を振って頭の中から追い出した。
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