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フシギナハナシ(ホラー・ギャグ)
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及川side
固まっている俺達を見計らったように部屋に付いていたスピーカー(今気づいた)から声が聞こえた。
『あー…あー…よし!大丈夫だね!はーい!バレー部の皆さんー?こーんにーちわー!!』
(やばい。すごくうざい。)
そう思ったのは俺だけじゃないみたいで他の5人も顔を顰めていた。
『あっ!今ウザイって思ったでしょ?w自覚してるから気にしないで!☆』
「自覚してるならやめろよ」
『やめませーん!だって面白いから!』
ボソッと国見ちゃんが呟くとスピーカーから返事が返ってきた
みんな驚いた。
『いい忘れたけど皆の声はこっちに届いてるから丸聞こえだよぉ♡だから楽しくお喋りしようね♡』
「じゃあ俺から質問いい?」
まっつんが話しかける
『なんなりと!』
「あんた誰?」
『んー…それを言っちゃうとゲームオーバーだから好きに呼んでね♡』
「ん。了解。じゃあ…誘拐犯?」
『えー!?まっつんひどいよー!』
「じゃあ次俺」
『え?!スルー?!』
「ここはどこ?」
『白い部屋?』
「おーい。もう喋らなくていいぞー」
『うそだからね!?ここは山奥にある廃病院の中だよ!!』
「ふーん…じゃあなんで俺たちは誘拐されたの?」
『暇つぶしの材料だよー』
「死ね」
『酷いね?!しかもキャラ崩壊してるよ?!』
「キャラホウカイトカチョットワカンナイカナー(メタ発言するんじゃねーよ糞が)」
『申し訳ありませんでした』
「よし。じゃあここから出せ。」
『無理でぇす☆』
「死ね」
『だってそういうルールだもん!』
「ふーん…じゃあゲームオーバーだな」
『え?どういう…』
「まっつーん!開いたよー」
「おー おつかれー」
『え?!なんで?!』
「うちには泥棒がいるんでね☆」
「ひでぇなw」
『…あーあ…完敗だよー…おめでと』
「どうも」
「じゃあまたねぇ☆!」
「及川!またなんてねぇよ!」
「痛いよ!岩ちゃん!」
ちなみに鍵を開けたのはマッキーでっす☆
end?
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