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勇者パロ 後日談(オイカワとイワイズミの場合)
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いまだに鳴り止まない歓声の声。
そんなお祝いムードの中心にいるのはショウヨウ、カゲヤマ、ケンマ、アオネである。
ショウヨウとカゲヤマは照れくさそうにしながらも顔は喜びに満ち溢れている。
ケンマも騒がしいのは嫌いだが今日ばかりは新しいゲームを開ける前のような喜びの顔を浮かべている。
アオネは一見変わりなく見えるがよくよく見れば目元がほころんでいる。
その集団を遠くから眺める者。
先ほど倒されたオイカワである。
「すっかり英雄だね…」
「羨ましいのか?」
オイカワの隣にはいつの間にかイワイズミが座っていた。
「んー、羨ましくはない、かな。憎たらしいけどね!」
いつもの少し茶化したような口調にイワイズミは少し安心する。
「お前、なんであんな事言ったんだ?」
あんな、なにかが終わるような言い方…
「さぁね!気まぐれかな!」
「ぶっ飛ばす」
「ごめんごめん!嘘だから!拳構えないで!!」
…この2人にはシリアスな雰囲気を作り出す事は不可能らしい。
なぜならこのやりとりをしている間も2人はお互いに手を握って寄り添っていたからである。
大魔王と村人A(案内人)が恋に落ちる話
end
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