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薬指 木葉×赤葦
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「ただいまー…」
夕方、少し星が輝き始めた頃に疲れた顔をした木葉が帰宅した。
「おかえりなさい。お疲れ様です」
そしてそんな木葉を出迎えたのはエプロンを着けた赤葦だった。
この2人は所謂ルームシェアをしているのだ。
断じて同棲ではない。断じて。
高校を卒業後、木葉は大手企業に就職し今では立派な社会人だ。
対して赤葦はアルバイトをしながら都内の大学に通っている。
そんな2人が再会を果たしたのは偶然か、はたまた運命かもしれない。
何度か会っているうちに木葉の会社と赤葦の大学が近いことが発覚した。
そこから2人は早かった。
「お互いに近いなら一緒に住んだ方が得じゃね?」
「そうですね…じゃあルームシェアしませんか?」
「おう」
こんな感じで即決だった。
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