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日向翔陽の大冒険!
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日向は自分の身長が他者より小さいことを(悔しいが)自覚していた。
しかし、これはないだろう。
目の前には大きな大きな巨人達。
もとい烏野高校バレー部のメンバー
みんなを見上げすぎて首が痛い。
「今度は日向か…」
「ハイ…」
澤村の言葉に申し訳なさそうに日向が返事をする。
まぁ、月島に続き自分も小さくなってしまえば申し訳なくもなるだろう。
しかし、日向が月島と違う点は頭の中までは幼児化していないという点である。
日向にとってこの事態が幸か不幸かと言われれば不幸だろう。
なぜなら…
「うわぁチビがさらにチビになったねー(笑)もう本当にどこにいるか見えないやー」
そう。月島に悪口を言われ放題なのである。
「うるさーい!月島だってこの間小さくなってただろ!」
日向が負けじと言い返すも月島は「覚えてませーん」の一点張り。
そうなってしまえば日向にはもう打つ手がない。
ぐぬぬ…と悔しそうに唸りながら月島を睨みつける。
そんな日向に月島は余裕の表情。
日向は睨むだけでも首が痛くなるため、睨むのをやめ、丁度呼ばれた清水と谷地の方へ向かった。
「ツッキー…チビ日向を可愛がりたいなら優しくしないと…」
「うるさい山口」
「ごめんツッキー!」
なんてやりとりが行われていたとは知らず。
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