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涙が止まらない。
『宗弥!!おい!宗弥っ!!!』
政さんが大声で僕を呼んでいる。けど、僕はちゃんと話せる気がしない・・・僕の隣に落ちたiPhoneを、取る勇気が・・・ない・・・
するとにーちゃんが僕のiPhoneを拾い・・・
「おい!!何で宗弥が泣いてるんだっ!!!お前のせいか!!!」
「ちょ、宗太!!」
と、政さんに怒鳴った。けど何も気にしない。僕の頭の中は真っ白で、唯一頭にあるのは・・・『やっぱり・・・女の人がいいんだ』という一文だけだった・・・・・・。
__________…宗弥が好き・・・大好き・・・。
(そう言って微笑んだ君は、嘘つきだったんですか?)
別れているということを忘れ、そんなことを思う僕はなんて都合のいい男なんだろう・・・と、僕は僕自身に嫌気を指した。
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