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あれから僕は涙が枯れるぐらいないた。結構長い間泣いたけどその間にーちゃんと先生はずっと僕の傍にいてくれた。とても感謝している。
「おーい、朝だぞー・・・って何で宗弥の布団に宗太がいるんだ・・・」
「・・・起きたら何かいました」
泣き初めてしまった僕に気を使ってくれたのか昨日はにーちゃんと僕は先生の家に泊まった。
流石に三人で川の字で寝るのは二人の邪魔だと思い一人で使っていない部屋を借りて寝たはずなんだけど・・・
「にーちゃん起きて。もう朝だよ?僕学校行かないと」
何故か隣にはにーちゃんが寝ていて寂しいのか寒いのか分からないけど僕をガッチリと抱きしめている。
・・・起きれない
「はぁ・・・ま、許してやってよ。昨日の夜宗弥の事が心配すぎてあまり寝れてなかったからよ。こいつが寝たと思って俺も寝たけど・・・宗弥と一緒にいたかったんだろ。こいつ、宗弥大好きだからな。」
「・・・・・・」
「お、照れた顔はお前ら二人そっくりだな。」
少し怒った顔をしたのか「すまんすまん」と笑いながら先生は僕の頭を撫でた。
気持ちいい・・・
にーちゃんにはよく撫でられるけど他の人にはとても久しぶりに撫でてもらった気がする。
そして自然にその撫でてくれている手に頬ずりをしてしまった。先生の手はすごく大きくてとても安心する・・・ずっとこの手の中にいたいな・・・。
そんな事言ったらにーちゃんに怒られるか、
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