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「合計で1839円になります。」
「あれ?そんなもん?」
「しー。少しだけおまけしておきました。あ、この事は内緒でお願いしますね?」
彼は頷いてお金を出した。
「ありがとう。仕事頑張ってね。」
「ありがとうございます。」
オレは彼の笑顔に気絶しかけたが何とか意識を保ち次のお客さんの対応に追われた。
ピークが過ぎ客足も落ち着いたので、本来の仕事に戻る。
商品チェックをしながら彼の笑顔を思い出しにやける。
(あー、やばい。めっちゃ幸せ。ヘルプ入ってよかったー)
オレは疲労感なんて吹き飛び、このまま朝まででも働けそうだった。
「お疲れ様でしたー」
閉店作業を終え事務所を後にする。
オレは歩いて駅に向かう。
オレは彼とまた少しでも話せたこと、笑顔が見れたことが嬉しくて、頭の中がお花畑状態だった。
彼のことを思いながらとあるコンビニの前を通りかかるとちょうど1人若い男性が1人スウェット姿で出てきた。
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