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信じて 翔side
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俺は震える少年の体を優しく抱いた。
「大丈夫…大丈夫だから…」
安心させるために何度も「大丈夫」と言ってやる。
俺はお前を守りたい_____
だから_____
俺を信じてくれ_____
しばらくした後、少年の体の震えが止まった。
やっと震えが止まった、と思って顔を見たが少年は眠っていた。
泣き疲れたのかな_____
俺は少年の髪を撫でた。
少し辛そうでもあるが気持ち良さそうに寝息を立てる。
信じてくれたのかな_____
寝てしまって信じたのかどうかはわからない。
しかし、俺の制服をギュッと握ってくれているのが信じてくれた証拠だった。
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