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俺の決意 翔side
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俺はここで寝かせるのも悪い気がして、保健室に運ぶ事にした。
一旦少年が握っている手を離そうとした。
しかし、少年はギュッと握ったまま離そうとしなかった。
何か…嬉しいかも_____
俺はその手を離してやらずに、少年をおんぶした。
かるっ!_____
おぶった瞬間、そう思った。
こいつ、ちゃんと飯食ってんのか?_____
あまりの軽さに俺は少年の顔を見る。
少年の目は赤く腫れ上がっていた。
しかし、どこか気持ち良さそうだった。
俺はお前に必要とされたい_____
どんな時もお前の側にいてやりたい_____
俺は少年の頬に自分の頬を擦り付けた。
「ん…」
少年は気持ち良さそうに髪を揺らした。
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