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熱?
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「僕の事…嫌いになってないよね?」
僕がそう聞くと光浦くんは笑って「嫌いになってないよ」と答えてくれた。
良かった…嫌いになってなかった_____
でも_____
「誰と…話してたの……?」
光浦くんがびっくりして僕を見る。
「…何を…話してたの……?」
僕は続けて質問した。
すると光浦くんは笑って、
「お前は気にしなくていいんだよ」
と耳元で言い、髪を撫でてくれた。
「そっか……」
確かに僕は知らなくてもいいのかも_____
悪口だったら嫌だもん_____
僕は身を起こした。
「もう起きて大丈夫なのか?」
光浦くんは心配して、僕の背中を支えた。
「う、ん…大丈夫……」
光浦くん…優しい_____
僕は光浦くんの袖を掴んだ。
そして光浦くんの顔を見る。
光浦くんの青く澄んだ瞳が僕を映す。
「っ……」
僕の頬が急に熱くなった。
何だろう、この胸のドキドキ…_____
こんな気持ち、初めて_____
僕、熱あるのかな?_____
「どうした?」
光浦くんは僕の背中をさすってくれる。
「…何か、ね…顔が熱い………」
僕はほっぺたを手で覆いながら言った。
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