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嘘じゃない
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朝1人で登校して、正門を入ろうとしたら後ろから肩をトントンとされた。
だ、誰っ…?_____
僕は肩をビクリと震わせた。
話しかけないでっ_____
「はーるっ!おはよ」
挨拶をしてくれたのは光浦くんだった。
ちゃんと耳元で言ってくれる。
光浦くんなら_____
「…お、おは、よ……」
ちょっと緊張する_____
昨日の事が嘘みたいで_____
僕は笑いかけてくれる光浦くんを見る。
光浦くんの表情に黒い笑みは見えない。
良かった_____
嘘じゃない_____
僕はさりげなく光浦くんの制服の裾を摘まむ。
光浦くんはそれを見て笑い、
「一緒に行こうか」
と言ってくれた。
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