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怒り 翔side
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教室に入ると、何人かの男子が俺の周りに来た。
「光浦!おはよー…って、えっ⁉」
1人の男子が俺の後ろを見る。
俺の後ろにははるしかいない。
あ、そっか_____
はる嫌われてるんだっけ_____
「お前、よく山瀬と来れたな」
「俺、気持ち悪すぎて無理だわ」
「今の内に離れといた方がいいぜ」
男子達が口々にはるの悪口を言う。
お前ら…最低だな_____
はるの気持ち、何も分かってないくせに_____
「お前らさ、1人だけ仲間外れにして何が楽しいんだ?」
俺は男子達を軽く睨みながら言った。
「おー、怖い怖い」
「別に俺達は警告してやっただけだし」
「まぁ、あんま関わるなってことよ!」
男子達が俺の背中をバンバン叩く。
痛いなぁ…!_____
俺が怒りに震えていると、
__ダッ!__
はるが逃げるようにして、自分の席に歩いて行った。
「はる…」
また泣いている気がする_____
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