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震
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「ママ。今、世にも奇妙な○語やってるよー?見ようよ♪」
いや、ソレは…見たくないです。
「ねー、東○坊の向かいの島ってね…」
やめなさい!
おまえは、絶対踏み込んだらアカンZONEです。自覚して!
てゆうか。
そんな話するだけで、窓にゾロゾロ寄ってくるんが見えるんでしょ?
別の話、そうやね…晩御飯なんにする~?
―――――――――――――はい。ビビリです、こんばんは。
私、喋る前から、父の実家では寝られないとよっぴて泣き叫び、風に揺れるカーテンや天井のシミにすら、怯える赤子でした。
成長と共に、妄想癖が進み、悪夢を見ては、母の寝床を強襲する日々。←今考えるとメチャメチャ迷惑ですな。
ホラー映画なんて、観れません。ETでさえ、ビクビク。
肝試し?
オバケ屋敷!?
暗いの狭いの怖いの~っ!!
暴れて蹴りをかまし、同級生♂からは卒業するまで距離を取られました。(笑)
そんな私の子供がある日
我が家の洗面所からダダッと戻って言いました。
「ねえ、ママ。今おじいさんが見えた。」
はいっ??
居た、ではなく
見えた…?
私には全く見えませんが?
(|| ゜Д゜)
洗面所は我が家のど真ん中。しかも、トイレはすぐそばです。
セクハラかーっ!?(>o<")←まさか
因みに、どんなおじいさんか聞いてみたところ
チェーン付きのメガネをかけた背の高い不機嫌な感じ、だそうで
ヾ(@゜▽゜@)ノ
気のせい、気のせい!
知らない人よ。
無視しなさい!!
その日はそれですみましたが
始まっちまいましたぜ!ヨーデル、よう出る、リアル妖怪ウォッ○ライフ。
「今日は道で3人みた。」
はー、そうですか。
「スーパー行きたくないねん。」
なるほど、ワサワサ居るのね!?
「今朝はママ目が4つある。あれ?背中とかにもあるよ?」
ナイナイ。知らないっ!
エロい漫画なんてBLサイトなんか見てないし!←…ヲイ
病院の待合室で、うおぉ~子供が具合悪いのがうつったか?とフラフラに。
帰ってとにかく寝る支度してたら
「今ママに、ヌリカベっぽいのがグターってくっついてるよー。」
(|| ゜Д゜)
妖怪のせいなのね!?そうなのね?
メダル要らないし、友達にはならないわよっ!!
今すぐ去れや、しんどいんじゃ、ゴラァ!
「この交差点に、腕の無い痩せたおじいさんがいるよ。」
ああそう。
「今ねー雲の上からバラバラ骨が降ってきてるー。」
ハイハイ。
道路の割れ目を見てたら、水が溢れて押し流される幻を見て号泣。
習い事では、壁の絵が呟き、ハロウィン中は小人さんがトイレのディスプレイに出現。
こうなったら、笑うしかないです。
「そーゆーこともあるよね~。アハハハ…」
お寺で覚えた真言唱えて、ひたすら関係ないもん!!と強気でいよう♪
それでダメなら、ママにくっついて良いよ。
お陰様で、段々落ち着いて来ました。
「ねー、ママ。今ね酔っ払いみたいな男の人が2人後ろに見えたー。」
あ。ハハハ…。
↑
実はせいさんご登場の回を考え中でした。
そんな事まで視えるんかい?
((((;゜Д゜)))
幾つになっても、背筋が震える事がありそうな私なのでした。
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