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夢
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あまりにも眠いので、二度寝をかましたところ
有り得へん夢をみて、魘されて、飛んで起きました。
どうやら会社の研修旅行のようです。
私と、女子はもう1名。
男子、というよりは、おじさん2名。さらに男性の上司が1名。
軽く仕事をした後、バス移動。
ほどなく、観光地のバスターミナルへ到着。
ここから空港へゆくバスに乗り換えるっぽい。
それぞれ晩御飯を食べる。
その場で駅弁ひろげる人。ターミナル内のレストランにいく人。
ふと、お茶が飲みたい、と思った私は、上司らしきひとに、お茶要りますか?と声を掛けた。
「うん、欲しいな。頼むよ。」
人数分お茶を買って戻ると、女子は既にコーヒーを片手に読書中。
―そっか、コーヒーって選択肢もあったんだな。
彼女以外の人にお茶を配り、腰をおろして、隣にいたおじさんAと少し話していた。
お腹が満ち、移動の疲れも出てきた。
静かなトーンのおじさんの話し声に眠気が…
思わずウトウトする私。
―あ。すみません。
でも、ウッカリずり下がってしまい、一瞬おじさんの肩に凭れる感じになった。
なにコレ?
やたら気持ちがいい…
(-θ-)Zzz
≡((゜ロ゜;)!
ご、ごめんなさい。
(=р=)zzZZ・・
≡(((°∀°;)っ!!
うわっ!申し訳無い。
でも、眠
(ρ_-)zzz
≡Σ(゜□゜;)
とうとう三度目。
起きたそのままのイキオイで、私はターミナルの中を歩き回って眠気を吹き飛ばすことにしました。
お土産物を見ている間に、ふとパスポートの期限が切れてるんじゃないか?と不安になりました。
パスポートを捲れども、捲れども、いつ取得したか、期限がくるのはいつか、それを記載したぺージが見つかりません。
代わりに、知らない場所の写真だとか、レシートやメモ、名刺なんか、まったく意味の無いものばかりが、次々出てくる。
―ええぇえ~っ!うそやろ!?
焦りに焦ってパニックになった。
そして、ハッと気づけば、集合時間はとっくに過ぎていて、会社のみんなはバスで出た後だったのでした。
私は仕方なく、実家に帰ることにしました。
しかし、この実家、シェアハウスみたいなつくりになっていて、母と小肥りな私の弟分(なんだそれ!?)がいる。
もうだめだ、全部パアや!と私がさめざめ泣いている間にも、母は風呂に入り、弟分はひたすらテレビを見ながら、ポテチを食らっている。
「パスポートってどんなの?」
弟分に訊かれて取り出したパスポートは、なぜか真っサラになっていた!
ええっ!?なんで?
( ; ゜Д゜)
「でも、行き先って、たしか国内やったよね?」
母に言われて、またビックリ。
資料を見てみれば、確かにそうだった。
―まさか。そんな!
ぬおおおっ!!
(`□´)
というところで、目が覚めました。
あぁあ…助かった。夢で良かったわぁ、とホッとしました。
でも、あの読書女子……。
≡(^-^;)))
まさかね。顔も見てないしね。それこそ、だからナンダって話よね。
なんて、ちょっと焦った午後。
ベランダのプランターに、黄色のチューリップが揺れていました。
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