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君との幸せをかみしめて (雲雀×ツナ)
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「すき…!だいすきっ…あっ!…きょーやっ!…はっ、もっと…!んっ…!」
「綱吉っ…僕も、好き……はっ…愛してる」
窓から差し込む強い日差しがベッドで眠る綱吉を夢のせかいから浮上させた
「ん……まぶし…きょーや?」
目をつぶったまま手を伸ばし昨日あったぬくもりをさがす
しかしそのぬくもりはなく行き場を失った手を目を開けて見つめる
「はあ……恭弥は仕事か…」
ひとつ溜息をしてから体を起こす
「イタタ……」
腰を擦りながら時間を確認すると短い針は12を指していた
「もうお昼か…俺どんだけ寝てんだよ」
そう独り言を言ってベッドからおりて服を着る
ふと手を止めてだれもいなくなった白いベッドを見る
「………寂しいよ、恭弥」
昨日お互いの気持ちを確認しあったあの幸せな時間がとても昔のことのように感じる
ヴヴヴヴ――――
そんな綱吉のケータイが振動した
だるそうにケータイを手に取る綱吉
画面に映し出された名前に綱吉の表情はさっきと打って変わり笑顔になった
「恭弥……!」
『おはよう
そろそろ起きた?
仕事がひと段落したら一緒にお昼しよう
僕が帰るまでに着替えておいてね』
さっきまでの気持ちを忘れて綱吉は了解の返信を打つ
「お昼かー♪和食がいいな!」
一分もしないうちに返信がきた
『そういえば腰は大丈夫?
ちゃんと立てるの?
でもまあ、おねだりしてきた綱吉が悪いんだからね』
「は!?何言ってんの!!?」
すると今度は直接雲雀から電話がかかってきた
ピッ―――
「もしもし恭弥!!?俺おねだりなんかしてないよ!!」
『してたよ。君が可愛く言うから止まらなくなっちゃったんじゃないか。それより立てるの?』
「ちょっと痛いけど立てないほどじゃないよ」
『そう、よかった。じゃあ今から迎えに行くから待っててね』
「はーい」
そう言って電話を切る
綱吉は通話終了になった画面を見つめた
「……俺、なんかいま…すっごく幸せかも……ふふ」
・えんど・
特に意味のないお話 笑
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