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エロ本
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仕方ない…
おっつぁんってか、おっさんは伏せて寝てしまったので俺がどうにかするしかあるまい
さてどうしたもんか……
「きゃたつ…きゃたつ…」
とりあえず脚立を探してみる
それを使えば取れるだろうし…
「マスター、はよしてよ」
俺の後ろにちょこちょこついてまわる智也がサッカーボールを足で転がしながら急かしてくる
「ちょっと待ってろって…」
カウンターの後ろや倉庫の中も探してみるが
脚立らしきものは見つからない
見つかるのはエロ本とパッケージの開けられたエロゲのソフトとPS3
「ったくなんでこんなもん置いてるわけ…」
俺はエロ本を放り投げる
バサッ
「ぅ痛っ!」
急に後ろから智也の声が聞こえたと思ったら
俺の投げたエロ本が智也の顔面にヒット
「ったくなんなんマスター、いたいし…
なんこれ……」
顔面にクリティカルヒットし地面に落ちたエロ本を智也が拾い上げる
「うわっ!」
「なに、」
「こいつら男同士でなんしとるわけ?」
は?
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