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屋上 咲夜side
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なんで…こいつが居る訳…
しかもなんか瑠依と仲良く話してるし…
瑠依が楽しそうに話してるのは俺的にはすごく嬉しい事なんだけど、どうも複雑なんだよな…
それもこれも、全部こいつのせいだ…
何で急に俺達の仲に入って来たのか分からない
俺ならまだしも瑠依に興味を持つなんて…
こいつ絶対瑠依に好意持ってるでしょ
それにしても話についていけない…
俺も話に入れて欲しいんだけど…
瑠依「なぁ、紅葉…来週のどy…」
ハッ…!!!
咲夜「ちょ、ちょっと!!!」
今の絶対、こいつを遊びに誘おうかなとか考えてたよね…!?
そんな事絶対にさせない…!!
瑠依「んだよ…」
あぁぁぁ…話し遮っちゃったから少し怒ってるな…
ていうか咄嗟に遮ったものの、この後のこと考えてなかった…
ど、どうしよう…
とりあえず…
咲夜「お、俺だけ話ついていけてないからっ!てか、俺も話に入れてっ!」
うぅ…苦し紛れの言葉だけど大丈夫かな…
(んなの…ついていけねぇお前が悪いだろ…)
あ、ひどい…ていうか瑠依さん…心の声漏れてますよ…
でもまぁ、なんとか誤魔化せたみたいだし、一件落着かな…?
とかなんとか考えてたら…
紅葉「まぁまぁwwそんな事言ってやるなってw」
こいつ…
入ってくるなよ…しかも何でちゃっかり俺の事フォローしてくれちゃってるの?
いや、本当だったら素直に喜ぶ事なんだけど、こいつに言われるとなんか嫌だ…
瑠依「咲夜」
ハッ…!瑠依に呼ばれたっ!
あ、喜んでるの抑えなきゃ…
咲夜「ん?何っ?」
何話されるんだろう…wktk
瑠依「それうざい。」
咲夜「え…」
瑠依に言われると流石に傷付く…
ていうか何で?
俺何もしてなくない…?
うざいって俺の存在が…?
まじかぁ…
(さっき話ついていけなかった時はなんか落ち込んでたし、俺が名前呼んだらキラキラオーラ出してたし
まぁ言っちゃえばこいつってわんこだよな)
とかなんとか考えてたら瑠依がまた心の声を漏らしながら喋ったから、あ、オーラの事か…と考えながら、本当は分かっていないけど納得した
紅葉「それ言ったらお前は猫とかか…?ww」
は…?確かに瑠依はかっこよくて、いつもはツンツンしてるのにたまに甘えて来るところとかめちゃくちゃ可愛くて、猫っぽいところとかあるけどさ…
咲夜「いやいや、瑠依はどっちかというと狼でしょ。何言ってるの尾崎クン」
やっぱり一匹オオカミがぴったりだと思うんだよね
誰も寄せ付けないようなオーラ出してるし
まぁそれがかっこよくて痺れるんだけどね
そこも含めて瑠依の事大好きだし?
絶対にこいつなんかには負けないし渡さない…
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