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「よっ!」
「うわぁ!?」
ヒザカックンされた...
「ははは、綺麗に決まったな!おはよ、ユーリ」
「ろ、ロイ!おはよう」
後ろにはロイがいた。今日も変わらず、人なっつこい笑みを浮かべている。
「ため息なんかついて、どうした?嫌なことでもあったのか?」
優しくされると、なんだか涙腺が緩む。
「ロイは、お兄ちゃんみたいですね」
「ん?まぁ、一応長男だからな。下に6人いるぞ」
「7人兄弟!?…凄いですね」
俺の国では2人兄弟がほとんどだから、驚いてしまう。でも、ロイはそれが普通といった顔をしている。
妖は大家族なのか…。
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