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〈特別〉
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…昨日、泣いたせいで目が腫れてる…。
「その目どうしたの?」
隆が心配して、不安そうに覗き込む。
普段のくっきり二重がこれじゃまるで狐の目だ。
…あーあ、昨日一気に疲労が…。
すると、クラッとなった。
まわりが真っ白になり、何かが抜け落ちる。
…なぜか記憶が抜かれ、一気に意識を取り戻した。
…ベットの横に座ってるのは…、祐太先輩…?
「祐太…先輩…?」
「…あ、目覚めたか。」
…外はもう夕焼けがでていた。
それまで待っててくれたのかな。
「…俺のせいで…ごめん。」
「…。」
先輩のせいじゃないといえるまで
俺は大人じゃなかった。
「…彼女がいるのに僕にキスしちゃだめです。」
「いや、その…彼女じゃなくて…幼馴染なんだ」
…ん?
まてよ、おかしい。
幼馴染…?
理解した瞬間、顔が一気に熱くなる。
…俺の勘違いじゃん!!!!!
「俺のこと好きになってくれた?」
「んなわけありません。」
「んじゃぁ、もう少しかな?」
…あと少しこの関係を続けてもいいかなって思った。
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