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〈読み取れない気持ち〉
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先輩ってなに考えてるかわからない。
あの笑顔。俺の前だけでかわる態度。
…どう接すればいいんだろう。
「…宏輔!」
「わぁ!!」
隆の声にやっと気づく。
「何回目でお前気づくんだよ。8回も呼んだぞ?」
「ごめん、ぼーっとしてた」
…最近、ぼーっとしてることが多い。
考え事しすぎて疲れた。
好きなのかなぁ。嫌いなのかなぁ。
でも、前みたいに拒否反応は起こさなくなった。
すると、隆は俺の頭をどついた。
「いでっ!!!」
「ねえ、色々勘付いたんだけど。」
「なにが?」
「お前と祐太先輩の関係。」
「え?!」
というと隆は俺に耳打ちをしてきた。
「…セフレ?」
「んなわけねーだろ!てか、男同士でセックスはできねーだろ!」
すると、隆は爆笑した。
…なんでそんなに笑うんだ?
なにも理解できず動揺していると隆は俺のけつを叩いた。
「痛え!」
「…こっちの穴使うんだよ」
※しばらくお待ちください
…いやいや、入らないだろ。
てか、汚いだろう。
ひろげる?え、どういうことだ…
「…裂けるだろ。痛えだろ。」
「まぁ、ローションでほぐすからねえ」
…ほぐす…。
「…てかなんでお前知ってるの?!」
すると、隆はハハッと笑い、部活の話にそらした。
…怖え。。
「あ、今日祐太先輩休みだってな」
「は?!なんで?!」
「熱だってさ。」
…嘘だろ…。
「雨の中、探し物あって走り回ってたんだってさ。よほど大切な…、宏輔、どうした?」
やばい。…俺のこと探してくれてた?
「なんで涙目になってるの?」
「心配だから見舞いしてくるわ」
…期待させるのがうまいだけかもしれない。
でも、お礼くらい言わないと失礼だよね…。
「お見舞いって…今から?」
と隆に聞かれうなづく。
「まぁ、先生には熱出たみたいだからっていっとくからばれないうちに帰ってこいよ」
…もう自分がどんな行動してるかなんて今はまったく理解してない。
教室を急いで飛び出ると全力で走った。別にテニス部ではあまり走らないから全然体力はない方だけど。
息切れがすごいけど急いで走った。
自分の心も読み取れなくなってたなんて。
…よくわからないのにこんな一生懸命走ってるなんて。
ぴんぽーん
…。返事はない。
…寝てるのかな。
ガチャッ
開くとそこには目がうるっとして色気がました祐太先輩がいた。
「…学校は?」
「…全員休みで休校です!!!」
…下手くそな嘘をつくと先輩は笑う。
「そうか。んじゃ、入りな?」
というと先輩の部屋につれてかれた。
「熱は何度あるんですか?」
「38.6」
…うわぁ、高熱。
すると、俺の後ろにまわり、抱きついて来た。
「な、なにして…」
「このままにして?…お前に触れてれば少し楽になる…」
すると、耳に先輩の息がかかる。
「ひゃぁっ」
待てよおおおおおおおお
今の声どこからでた?!
「可愛い」
というとベットに押し倒された。
一気に緊張感が増す。
「や、ダメですって。この体勢おかしいですよ?」
すると、先輩はスエットの上を脱いだ。
「…今から俺のものにしてもいい?」
…先輩の目は虚ろで顔は熱で真っ赤だけど
力だけは強かった。
…読み取れない感情。
でも、俺は抵抗はできなくなっていた。
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