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〈別れた理由〉side祐太
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別れた理由なんて誰にも言ってない。
「別れたかりゃ、こんなことすりゅんでしゅか...?」
涙目でいってきた宏輔のセリフが頭から離れない。
全ては本能で動いてしまった。
...辛い顔するのはわかってたのに。
別れたからじゃない。
大事なことに気がついたんだ。
10月上旬。
「あぁっ...んんっ...」
久々に咲が俺の家にきてくれた。
久々だしなんかそういう雰囲気になって行為をしてたとき。
「やぁっ...いっちゃうっ...」
ぴんぽーーーん...
タイミング悪いな...
そう思いながらズボンをはき、外へ出る。
「はい...」
「おまえか、祐太って」
「は?」
金髪のイケメンがそこにはたっていた。
「咲に無理やりやったってお前のことか」
「は?」
...これくらいしかいえなかった。
なにがおこってるのかわからなくて。
「おれの女に手だだすんじゃねえよ!」
最近咲が俺のとこにこなかった理由ってこれか...?
「大樹...!」
...意味わからない意味わからない。
咲が泣きながらでてくる。服は半分きた状態でいかにも「無理やりやられてました」というようだった。
「ふざけんな!くそ女!」
パンッ!
暴言を吐いた俺のほほに咲のビンタが命中した。
「...もうあなたと会いたくない」
そういうと俺の家からでていった。
...今まで数ヶ月間、俺はあの女に騙されてたのか...?
宏輔のも...。
''「…信じられないなら…ぶん殴っても大丈夫です…。」''
宏輔がどんだけ必死に俺に訴えかけていたか。
宏輔を全く信用していなかった。
...完璧に騙された。あの女に。
「...はぁ...」
そして、携帯をみる。
一誠:遠征の部屋わり明日考えるから!ww
...宏輔と一緒になったら...ちゃんと謝ろう。
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