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〈愛してる〉
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「...先輩のことっ...」
泣く俺に優しい笑顔で待ってくれる先輩。
「...知らないうちに好きになってるし...っ」
「気づいてた。」
「いじわるされて...むかつくけど...やっぱすきで...」
「知ってる」
「...先輩と咲先輩と付き合ったとき、すごく嫌で...」
「...ごめん」
「こんな人のこと好きになったのはじめてです...」
「...俺も。」
すると、先輩は俺の頭を撫でた。
「俺も好きだよ、宏輔。」
「俺も先輩のことが好きです」
...外は晴れ渡り、今までの闇を全て取り除いたようだった。
「それでさ、甘い空気の中悪いけど、この間いってた夢って何?」
...。
......?!
「今、言わなきゃダメっすか?!」
「はっきり、なにも単語を隠さず、言ってみ?」
「...それは嫌です!」
すると、先輩はにやっとわらった。
「俺の目の前で一人でするのとどっちがいい?」
...。
「先輩にあれを扱かれて...」
「あれってなに?」
「...ちん...言えるかぁぁぁぁああ」
友達の前だと言えるけど先輩がニヤニヤしてるからいいづらい。
「...んで?そこはいいや。他は?」
「愛してるって...あ。」
これって結構恥ずかしいやつ...?
「いや、違うんです!すいませ...」
と先輩の顔をみると真っ赤だった。
...え?先輩が...?
「...いや、そのごめん、結構はずい。」
「...言ってみてくださいよ?」
弱味を握ったようで楽しかった。
「いや...」
「俺、先輩に言われたいです」
でも、調子に乗らなきゃよかった。
...そう後悔する一秒前。
「...んじゃ、夢のとおりにしてやるよ」
先輩のドS心に火をつけたようで。
「...え。」
「...痛かったら言えよ」
...どうやら本気なようです。
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